１日の米国株は上昇

１日の米国株は上昇して、小さな上げ下げはあるものの
全体的に上昇続きです。でも出来高が週間では年初来の
低水準ということは、この先、下げ相場へとつながっていく
のでは？　出来高が株価に先行する傾向があるからね。

　［東京　２日　ロイター］
この日発表された底堅い雇用統計が好感された。ダウ工業株３０種 <.DJI> は
一時１万２４１９．７１ドルと、取引時間中としては２００８年６月以来の高値をつける
場面もみられた。
　週間では、ダウが１．３％高、ナスダックが１．７％高、Ｓ＆Ｐ５００が１．４％高。
　３月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比２１万６０００人増加、２０１０年５
月以来の大幅増となり、ロイターが集計したエコノミスト予想の１９万人増を上回った。
失業率は前月の８．９％から８．８％に低下し、２００９年３月以来の低水準となった。
　出来高は引き続き控えめで、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダ
ックの出来高は約７４億株と、昨年推定平均の８４億７０００万株を下回った。週間では
年初来の低水準となった。
　米ニューヨーク連銀のダドリー総裁はこの日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が６０００
億ドルの国債買い入れプログラムを完全に実施しなかった場合は驚きに値するとし、６月
まで継続されるとの見通しを示した。このところ相次いでいたＦＲＢ当局者のタカ派発言
とは対照的な姿勢が浮き彫りとなった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［東京　２日　ロイター］